平成8年に厚生労働省より木造家屋などの新築工事における上棟作業の墜落災害を防止するため『足場先行工法に関するガイドライン』が通達され、災害の発生は大きく減少しました。
しかし災害数は減少しましたが、上棟工事で中高齢の大工さんが墜落して被災する割合は逆に増えております。このため、平成18年に足場先行工法に関するガイドラインが改正され、さらに平成21年6月には労働安全衛生規則(足場等)が改正され新基準の『先行足場工法による安全な上棟工事』や『手すり先行工法による足場組立て』と『足場の安全点検』の徹底が実施されることになりました。