昭和47年に労働安全衛生法が施行されたことにより鋼製足場はブームに沸きました。
私が役員をしていた仮設機材商社でも、昭和52年にヨーロッパで普及していたクサビ方式で低価格(40~50万/棟)の「ビケ足場」を大三機工商会(現ダイサン)と共同開発し、関東地区で販売を開始しました。
しかし、クサビ緊結方式は労働省規格でないため、社団法人仮設工業会から認定品として認められず不良品扱いされ、安いだけで耐久性のない「ビケ足場」はユーザーに信用されず、わずか20棟程度を販売しただけで販売中止を余儀なくされました。
ごあいさつ
初代「ビケ足場」
2代目「ビケ足場」
昭和55年に株式会社東京ビケ足場を設立し、高価格(130万/棟)の「ビケ足場」にモデルチェンジを行い、行政と大手ハウスメーカーから実態評価を得るため、施工付ビケ足場レンタル=ビケレンタルシステムをFC展開し、東日本地域の「ビケ足場」と「ビケレンタルシステム」の総発売元としてスタートしました。
大成建設住宅事業部の他数多くの大手ハウスメーカーに「ビケレンタルシステム」は採用され、ビケグループの努力により全国的に普及しました。
また、多数の大手ハウスメーカーの連名で「嘆願書」を労働省に提出していただき、昭和58年に「ビケ足場」は社団法人仮設工業会認定品として認められました。
さらに、平成15年には30mまでの中高層用「ビケ足場」として認められビル建築業界からも採用されています。
3代目「BK足場」
創業30周年を契機として、弊社は低層住宅の先行足場に専念するために中高層「ビケ足場」の販売を中止し、株式会社ダイサンとの東日本地区総発売元契約を解約しました。
新たに中低層建築用の超軽量クサビ足場『BK足場』を開発し、製造メーカーとして創業しました。
『BK足場』は、低層住宅用手すり先行専用部材として、平成19年に認められました。
弊社は第2の創業として平成22年に社名を変更し、新生 株式会社東京BK足場 としてスタートしました。
「住宅建築現場の安全と働きやすい環境づくり」をモットーに技術開発を行っていく所存ですので、何卒よろしくお願い申し上げます。
会社概要
会社名 | 株式会社東京BK足場 |
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本社所在地 | 〒274-0816 千葉県船橋市芝山2-14-11 |
設立年月日 | 昭和55年7月17日 |
資本金 | 28,667,680円 |
代表者 | 代表取締役 栗山武藏 |
従業員数 | 298名(男子262名、女子36名)平成29年3月現在 |
売上金額 | 30億円(レンタル23億円、販売7億円) |
主要取引銀行 | 三菱東京UFJ銀行・りそな銀行・千葉銀行・京葉銀行 |
取引先 | BK足場施工レンタル及びTB上棟システム:大手ハウスメーカー・中小工務店など1,253社 中低層BK足場部材販売:フランチャイズ(代理店) 34社、一般工務店 など618社 |
業種 | 足場リースに伴う安全管理業務代行サービス業 中低層足場製造業 国土交通大臣許可(般-28)第21952号 |
事業内容 | 超軽量BK足場 製造・販売 住宅用電動クレーン・ガーターリフト製造・販売 安全管理業務代行サービスBK足場中低層施工レンタル TB上棟システム21(一括発注方式・安全管理業務代行) TB教習センター(千葉・東京・神奈川・埼玉・宮城・愛知・岩手・茨城 労働局長登録教習機関) |